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「立川志ら乃の落語ワー○ショップ」
このワーク○ョップという言葉の意味を理解せずに、参加するつもりで今日の午後休みは確保していたが、今日の今日まで行くかどうかは迷っていた。とりあえず仕事のきりも良さそうだし(明日が山場)、引き継ぎも出来そうなので、お昼に予約を入れる。15分くらい前に会場入りすると私服の志ら乃さんが楽屋へ案内されていた。資料を手渡されるとそこには鬼教官からのメッセージが・・・。待ち時間で、五つのネタから好きなものを選んで、覚えておくようにとのこと。とりあえず短い二番目の金釘に金槌じゃあ減るから貸さないというネタを選んで覚えることに・・・。 志ら乃さん登場するといきなり時間がないので、ネタを決めて、次々と高座にあがってもらいますと。そして一番から希望者を募ると、一番短い二番に集中。そこで私は与太郎の伝書鳩ネタに。覚えようとしても生来の暗記下手。見事というくらいまったく文章が記憶に残らない。 そうこうするうちに一番目のネタの一番目の人が高座にあがる。高座から会場を見ると言うことはないでしょうなどといいながら、強引に見ながらでもいいからとありあえず、やってみてと。女性達にはとにかく大きな声を出すコツを伝授。うまく出来る人には上下の切り方や会話のあいだに一拍おいてしまうと落語がメロディーのようにならないという高度な技術までを披露する。ただ、落語をよく聞いていて、動きがはげしかったり、デフォルメがはげしい人に対しては、素人が陥るとびしっと指摘。 いろんな人が次々と高座にあがり、その人にあったアドバイスをてきぱきとしていく。 ・師匠から教わったこと。 基礎ができていないうちに下手なギャグなんか入れないようにとか。 ・自分で考えて会得したこと。 与太郎を演じることが最初の一、二年は自分でもうまくいかなかった。与太郎だけをデフォルメすると、与太郎の周りの人たちが死んでしまう。与太郎を普通に描いて、その周りがいかに振り回されているかを描く方が与太郎と周りの人たちのバランスがよくなる。例えばピーターセラーズの映画のように。 ・素人の落語好きが陥るポイント。 何かを誇張しようとして、それだけを誇張しすぎてしまう。バランスが肝心。 ・弟弟子を見ていて思うこと。 私自身の話。私の前の人が与太郎をかなりデフォルメさせて演じていたので、志ら乃さんから「もっと普通に」と厳しい指摘が。初めて高座に座り、周りを見渡すが、あまり目に入らない。座るとすぐにネタに入る。上下が意外にきちんと切れた。ある程度遠目を見て、あまり左右広げすぎないように狭めにきるのがコツとのこと。声はできるだけ大きくとのことであったが、普通は小学生に解説したり、カラオケとかで、結構大きな声は出せるのだが、大きな声で会話をするというのはかなり難しい。前の人と逆で、もっと会話をしている感じで、もっと大きな声でもう一回。 いったん高座を降りて、もう一周回ってきた。時間が過ぎているので、てきぱきと高座にあがる。 自然な会話にしようとすると声は小さくなる。結構上手く聞こえるのだという。しかし、大きな声でそれが出来るようにならないとお金をとることはできない。まあまあだが大きな声でやると多分うまくはいかないだろうとのこと。ちょっと私の無アクセントな話しぶりにとまどっていたようだ。そんな感じの初高座でした。多分もう二度と無いな。こんな経験一度で十分。
by wkmiyazaki
| 2007-02-17 23:58
| 落語
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