カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
http://bylines.news.yahoo.co.jp/furuyatsunehira/20160801-00060598/
・衰微する排外主義 欧州やアメリカ、特に欧州では排外主義を掲げる極右政党が国政政党の段階で力をつけている。ところがわが日本では、今次都知事選の桜井氏の得票を観ても鮮明なように、まったくそのような段階には到達していない。潜在的に桜井氏に親和性の高いネット保守主流派からの支持すら固められていない現状からすれば、良い意味で日本の排外主義は欧州レベルにまで伸長するのはほど遠いであろう。 しかし、今回の桜井氏の得票分布を観ると、例えば世田谷区で7,000票あまりを獲得している。都議は無理だが、3,000票強が当落線上の区議であれば、桜井氏の当選は十分にありうる。今後、「行動する保守」勢力が、持てる少ない戦力を特定の区議会や、市議会レベルに集中して投下すれば、地方議会に数議席を獲得するのは夢物語ではない。 今次都知事選挙での結果を受けて、桜井氏は「都民11万からの支持を受けた」とするであろうし、すでに産経新聞の取材に対し「(主要)3強に一矢報いることができたのではないか」(2016年7月31日)とコメントしている。 今後、今次の「想定内の健闘」を梃子にして、そういった趣旨の出版も行うことが予想されるが、この結果はむしろ、本論考で再三指摘した通り、東京、ひいては日本における極右地図の縮小を意味するものである。
by wkmiyazaki
| 2016-08-02 02:13
| 日記
|
ファン申請 |
||